布団巻きの雑記所

特になんかあるわけでもあったりなかったり

僕は歴史を勉強したかった

最近真面目な内容ばっかだな…BEMANI楽曲紹介した時に記事が長すぎて読み込みに時間がかかるので早く次のページに飛ばしたいマン。

f:id:futonmaki70:20190915171750j:plain

一応前回の続き。

 

 

卒業取り消しになるわけでもなく卒業したので現在ニートです。理系で卒業することになりましたが、前回言ったように歴史を勉強したかったのですが、何でそんな道を選んだんだろう、って話です。

 

元々一番好きな教科は歴史、特に日本史が好きでした。元々先人たちがどの様な選択をして行動していったのか、その結果世の中がどう変わっていったのかというノンフィクションなドラマを見るのが好きだったのかもしれません。好きなことに関しては積極的に勉強する性分なので理系なのに日本史でセンター試験を受けて、後日日本史の先生に「理系なのに日本史で受けた馬鹿野郎」となじられたりもしました。そんな自分だからこそ東方やとうらぶにハマったのかもしれません。

じゃあなんで理系に進んだのか、それは積極的な理由ではありませんでした(理系学問が嫌いなわけではない、むしろ両方勉強したいという思いはありましたが)。

 

理由1.どうしようもなく国語が出来なかった

国語、特に現代文が苦手でした。日本の国語の問題は文章を読んでそこから筆者の意図を考え答える、という感じの問題に対してどう解けばいいのか、解釈なんて読み手によって様々だろうと考えていたので(出題者的に)的外れな回答をよくしました。そこで大事なのはみんなが普遍的にどう思うのか、という常識だと思うのですが、常識なんて今よりも欠落しているのに解けるわけないんですよね…さらに言うと筆者というより、その文章を読んだ問題制作者の意図を答える問題になるので、さらに分からないことになります。それは筆者の意図と違うこともありますのでやっぱりクソゲー

 

理由2.お金にならないから

短期的に見たら歴史学は一部の専門職を除いて儲からないし、今予算の規模を縮小させろと言われてる学問です。大学の先(つまり就職)を考えた際にそんな(社会的な)価値のない人間でいいのか?と疑問を持ち理系に進んだ、という部分はあると思います。大学院に行かなかった理由も大体これです(就職不利になる)。最近ですと文系だと教授の枠が無くなって30近くになっても収入0…みたいな話もザラにあるのである意味正解だったのではと思います…。少なくとも大学に入った直後までは。

 

そんなこんなで理系の勉強をするようになりましたが、正直楽しくなかった。複雑でわからなくなったこともありますし、誘惑に負けて同人活動等に勤しむようになったからというのもありますが、自分が楽しくないと思う勉強は徹底的にしない、出来ないから勉強をしなくなったのだなと思いました。そんな時に歴史を勉強できるゼミを見つけて飛び込み挑戦していったところ楽しい勉強はするんだなと思いました(親も、あまり好きな勉強を大学生の時にしていなかったのか好きな勉強をしてほしいと言っていたのが幸いでした)。よかったね。

 

本音を言うと、歴史をもっと深く考えられる頭と知識を持った中で勉強したかった(その可能性の一つが日本史の卒業論文でした)。文学系の学部に行きたかった。ただ現実的に数学抜きの文系受験だと数ランク大学を落とすことになるし、金にもならない、だから未来の自分を困らせないように自分の本音を殺したんだと思います。

 

ありがとう、そしてごめんね5年前の自分。