布団巻きの雑記所

特になんかあるわけでもあったりなかったり

シミュレーションゲームの分析をしてみた

僕はシミュレーションゲームが大好きです。その中でも合うゲーム、合わないゲームがあってその違いって何だろうって分析してみた結果です。現実だとありえない事をするのがゲームですがその中でも現実性の高いのがシミュレーションゲームだと思いますが、そのことに関して2つの視点で分析してみました。

 

1 視点

プレイヤーがゲーム内のどの様な立場にいるのか、キャラクター性(ゲームに登場する人物が1個体として存在しているか)という点で考えています。戦争系だと

1兵士→1小隊→軍団→軍隊→国家の順番に大きいことが出来る(増えるわけではない)ようになるって印象です。

 

2 ゲーム志向

ゲーム操作に関して何をしているのか、ゲーム中に相手を倒す必要があるのかという点から評価しています。要するに戦争ゲーか内政ゲーかってこと。

 

この2つの視点から(個人的に集めた)色んなゲームを評価したところ次のようになりました(バージョンで違うことも多いけど大体のイメージで)。

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※ETS=Euro Track Simulatorの略(大体のSimulator系はここになるかも)

※PC=Planet Coasterの略

 

マクロ視点の上側に行くと段々と数字で物事を見るようになり、その世界を構成している人物が見れなくなる。逆にミクロ視点の下側に行くとプレイヤーが誰かを束ねる、というよりは世界の1人として(或いはゲームの登場人物として)、の操作が求められ、一つ一つの操作がより複雑になる傾向がある。

 

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例えば同じ戦争をテーマにしたゲームでもHoiやCivだと兵隊の軍団をぶつけるだけで戦闘が出来るが、下のCodやBFだとプレイヤー自らが移動し、狙って銃を撃ち、敵を倒す必要がある。

 

横軸に関しては右に行くほど開発重視のゲームで敵が存在しない、左に行くほど戦闘重視で敵と味方で戦うことを前提にゲームを組んでいるので戦闘をしない=ゲームの崩壊(クソゲー化)に直結するのかなと思います。真ん中のゲームに関しては敵は存在するけど倒す絶対的必要性はないのでプレイヤーの戦略に委ねるってことで自由度の高いゲームが多い印象があります。

 

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極端な例だとCivilizationは複数のゲーム勝利方法が用意されており、その中には敵との戦闘はおろか交流(敵の存在の確認)すら不要な勝利条件も存在する。

 

なのでシミュレーション系のゲームを探す際には

 

1ゲーム目的

戦闘、対戦がしたい⇔自分で好きに決めたい⇔開発、内政がしたい

 

2プレイヤーの視点

前線のリアルな体験がしたい⇔前線にいつつ細かい指示を与えたい⇔リアルさからは離れたところから広く見たい

 

という点から考えてみるのもいいゲームを探す方法かもしれません(終わり)。

ちなみにソシャゲは視点的には中間的、目的は対戦目的に寄っているゲームが多い印象。